
どうも、ここあです。
今回は何かと論争になりがちなデート代についてです。

デート代割り勘は男としてありえない!

飯モク女は絶滅しろ!
とかとか、今日もネットのどこかで罵詈雑言が飛び交っていることだろうと思います。
不毛な論争に終止符を打つべく、進化論の視点からデート代は男がおごるべきなのかを解説します∠( ゚д゚)/
デート代割り勘はありえない?
一番、炎上のネタになりがちな話題はデート代は男がおごるべきか、割り勘なのか?
これについては進化論的な観点から考えると、
男はモテたいのであれば、おごっておいた方が良い
ということになります。
まずそもそもの進化論の前提として、生物の生きる目的は
自らの遺伝子(子孫)を残すこと
です。
僕らは遺伝子の乗り物であり、遺伝子は自らが後世に残る確率を最大化するように、僕らを操っている。
さらに言うなら、僕ら自身が幸福感を感じられるかどうか、とかそういうことは遺伝子は一切考慮してくれません。
遺伝子さえ残せればそれでオールOK。
僕ら自身が不幸になろうが、のたれ死のうが、遺伝子にとっては関係のないことです。
これ、大前提なので覚えておいてください。
あと、もう一つ重要な前提。
人間の遺伝子は狩猟採集で暮らしてたころからほとんど変化してないので、狩猟採集時代の遺伝子がそのまま残っています。
つまり、高層ビルが立ち並ぶ現代においても、人間の遺伝子は未だにマンモスを追い回していた時代に最適化されたままなのです。
文明の発展が速すぎて、遺伝子の変化(進化)の方が追いついていないってことですね。
このデート代割り勘問題のように現代で起こる処々の社会問題は、この遺伝子と文明のギャップで説明するととてもわかりやすくなります。
(他にもいろんな問題がこのギャップによって引き起こされているわけですが、本題から逸れるので置いておいて・・・)
さて、進化論的な観点から考えた時、男が女にデート代をおごるというのはどういった意味を持つのでしょうか?
人間はとっても難産な上に子育てが大変
ちょっと話は変わりますが、人間(ホモサピエンス)は哺乳類の中でも特に難産な部類です。
犬とか猫の出産を見たことある方はわかると思いますが、あいつらはとっても安産です。
いったい何時いきんだりしてたのかしら、というくらいに気づいたら、すぽぽーんと3,4匹生まれています。
一方で、人間様の出産はそんな一筋縄でいかないことは、みなさんご存知のとおりです。
いとこの姉ちゃんは、陣痛が始まってから生まれてくるまで24時間以上かかって、「本当に死ぬかと思った」と言ってました。
いまでこそ医療が発達したおかげで母親が出産で命を落とすことは少なくなりましたが、時代を江戸くらいまで遡れば、出産で命を落とすことがわりと当たり前にありましたし。
さらに、生んだあとも、シマウマのこどもは1時間くらいで立ち上がって歩くようになりますが、人間のこどもは歩けるようになるまで1年以上かかります。
歩けるようになったらなったで、今度は勝手にどっか行って怪我したり・・・
自分で食べ物も食べれないので、本当に親が四六時中見てないといけません。
つまり、何がいいたいのかというと、人間は他の哺乳類に比べると、出産・子育てが明らかに大変なのです。
デート代と食糧問題
女には妊娠~出産~子育てで身動きが取れない時期がある。
さて、その時、どうやって食料を調達するのかってことです。
今でこそ、お腹が空けばコンビニでサラダチキンを買って食べるだけですが、横穴式住居に住んでたころの人類にとってはサラダチキンを食べようと思ったら、まず鳥を狩って来るところからになります。
コンビニでサラダチキンを買うだけなら乳幼児を抱いたままでもできるかもしれませんが、逃げ回る鳥を捕獲して、捌いて、調理して・・・となるとまあ無理ゲーですよね(;´∀`)
つまり、女性の妊娠・子育て中の食料供給はパートナーである男の役割になります。
さて、ここでやっとデート代の話に戻ってきました。
遺伝子は狩猟採集時代からほとんど変わってませんので、女性は現代においても、

この男は、私が妊娠子育て中もちゃんと面倒を見てくれるのかしら
という視点で男を品定めしています。
もう、みなさんおわかりですね。
つまり、「デート代をおごらない」のは、女性に自らの食料を分け与えないのと同義、
僕にはあなたの妊娠子育て中、食料を供給する能力はありません!!
と女性に宣言する行為に等しいのです。

この男がパートナーだったら、私も子どもも餓えて死ぬわね。
ナシだわ
と遺伝子レベルで判断されます。
(意識に上らなくても、潜在意識のレベルでそう判断しているということです)

「俺は君が妊娠して子どもが生まれても、最高の子育て環境が提供できるよ!」ということを男はアピールしておいた方が、当然ながら恋愛では有利になります。
おごりたくない男のニッチ戦略
と、上のような判断を下す女性がボリュームゾーンであり、メインストリームです。
一方で、
最近だと旦那が家事・子育てをやって女性が外で働いて稼いでくる、というスタイルの家庭も出てきてますよね。
しかし、人間の遺伝子が数万年前から変わっていないことを考えると、急にイクメンや主夫がメインストリームになることは考えられません。
突然、アンコウがトビウオに進化して、水面を飛び跳ねたりしないのと同じ理屈です。
(あと数万年経ったらわかりませんが)
一方で、おごらないのであれば、多数派の女性から相手にされないことになります。
しかし、おごらない男は恋愛をを諦めなければいけないのか?というとそんなこともありません。
男は”モテたい”のであればおごっておいた方が良い
と言ったのは、おごっておいた方がメインストリームにいる女性にアプローチできるので、単純にターゲットになる女性の数が増えます。
つまり、確率的にモテやすいってことです。
クジャクは飾り羽の美しいオスがモテるというのはみなさんご存知だと思いますが、美しい飾り羽を持って生まれなかったオスは諦めるしかないのかというと、そういうわけでもなくて。
見た目で勝てないオスは、メスに気に入られようとプレゼントを送ったりするのが、観察されています。
もちろん、クジャク界でのメインストリームは見た目の美しさの評価なので、大多数のメスにはそっぽを向かれると思いますが、
主戦場で戦えなかったとしても、作戦次第で遺伝子を残すチャンスは作れるってことですね。
メインストリームではないものの、男の経済力をそこまで重要視しないタイプの女性もそれなりにいます。
イケメン
男らしさ
頼りがい
優しさ
面白さ
などなど、いろんな評価軸があります。
ということは、
おごるのが嫌だったら、
他の評価軸で勝負すればいい
のです。
そして、女性側も長期的な関係を考慮していない場合は、経済力の配点が著しく低下します。
つまり、ワンナイトだけなら経済力はあんまり関係ないってことです。
(短期決戦の場合、イケメン、男らしさ、面白さあたりの配点が高いような気がします)
しかし、長期的なお付き合い、特に結婚となると我が日本国では経済力をまったく考慮しないという女性は稀も稀、ヤンバルクイナ並に希少だと思われます。
ちなみに余談ですが、結婚相手選びにおける経済力偏重は日本独自の文化らしく、欧米だと経済力はそこまで考えずに「愛し合ってるんだったら結婚するだろ」みたいなノリらしいです。
このあたりは失敗を嫌う日本の文化的な影響かもしれません。
ということで、おごりたくない男のニッチ戦略についてまとめると、
デート代をおごるほどの経済力がない場合は、
その他の魅力で勝負してワンナイトで遺伝子を残すのが効率的
ということになります。
金がなけりゃ結婚できない!?
え?
金はないけど結婚したい?

うるせえ、黙って金稼げ
と、切り捨てたいところですが、「金稼ぐとか、めんどくせぇ・・・」という気持ちも分かります・・・。
うーん、
そういう場合、その他の魅力だけでも結婚してくれる女性をがんばって探すしかないですね。
とはいえ、経済力ナッシングの場合、他の魅力はかなり高いレベルにないと難しい気がします。
それなら、金稼ぐ方が楽な可能性もあるので、どっちが省エネかよくよく考えましょう。

あとは、できちゃった婚を狙うくらいしか思いつかないですが、本当にそこまでして結婚したいのかはよくよく考えた方が良いでしょう
経済力を放棄する場合、日本人女性は経済力についてうるさい人が多いので、海外に目を向けたほうがうまくいく可能性が高いように思います。
特に東南アジアの国にいくと、日本人=いい人&金持ちだと思われてるので、日本人というだけでモテます(笑)
加えて、南の国の男たちはマジで昼間から酒飲んでて働かないので、ちゃんと仕事をしているというだけで、あちらの女性からは羨望の眼差しで見られます。
ということで、金稼ぐのはめんどくさいけど、結婚はしたいという場合、東南アジアに移住するのが良いのではないかと思います。

僕の場合、デート代について考えて意志力を消費するのが嫌なので、
金額に関係なく全部おごる
デートが絶望的につまらなかったとしてデート代は全額出す!
と決めてます。
ただし、財布を忘れてデートに行くこと、およびデート中に財布をなくすことが時々あるので、そういう場合は頭を下げてお相手におごってもらいます(;´∀`)
デート代を男が出すことでマイナスになるケース
恋愛において男がデート代をおごるという行為はプラスになることはあっても、マイナスになることはないので、おごっておけばいいんじゃない?
と僕は考えているんですが、女性もずっと男にお金を出してもらってると、何かしら思うところがあるらしく、

たまには私にも奢らせてよ
と言ってくることがあります。
(特に何かしらの記念日など)
「俺の方が収入多いんだから、お前が金出すの効率悪くない?」とか思っても、言ってはいけません。
心の中にとどめておきましょう。
効率の問題じゃないんです。
あと、「おごるのは良いけど、領収書は俺にくれ」とかも言ってはいけません(笑)
どちらもケンカになりかねないハイリスク発言です。

ちなみに僕は両方、うっかり言ってしまったことがあって、どちらもケンカになりました(笑)

バカなんですか?

付き合いが長くなると、ついつい思ったことがそのまま口に出るようになっちゃうよね・・・(遠い目)
特に、自分の誕生日とか、そういうタイミングで彼女がディナーを予約してくれた時などは、素直におごられましょう。
よくは分からないんですが、たまに男におごることで彼女たちの中の何かが満たされる模様です。
たまに奢られてあげるのも優しさなので、「女にカネを出させたら男がすたるぜ!」とお考えの硬派な男性諸君はお気をつけあそばせ。
まとめ:男はおごっておいて損はない
上にも書いたとおり、男がデート代を全部出しておいて、プラスになることはあってもマイナス評価になることは基本的にないです。
つまり、まとめると、
男はおごっておいて損はない
ということです。
え?
女におごった分、お財布は損失を被ってるじゃないか、って?
大丈夫です( ´∀`)bグッ!
「3万円のディナーは誤差の範囲内!!」だと言い切れるくらいに稼げば、デート代の出費なんて気にならなくなります。
なので、まずは稼ぎましょう。
万事無問題。
そうすれば、デート代であれこれ思い悩むこともなくなります。
日本経済も潤うし、最も健全な解決策です。
そして、最後に最も重要なアドバイスを!

おごる気まんまんだったとしても、デートに財布を忘れていくとどうしようもありません!!
デート前の持ち物チェックは慎重に!