

気になっていたあの子とデートが決まりました
それは良かったですね!楽しみですね。

あ、それが楽しみというよりは…
どうしたのですか?

緊張のほうが先に立ってしまって、とても楽しみな気持ちになれないんです…
あーなるほど。初デートだからこそ楽しむことよりも不安と緊張が増してしまってるのですね?
なんだか昔の自分を見ているようで放っておけません。わかりました!では今回はそんなあなたに、初デートで緊張しないためのコツと、緊張しない為の万全の対策まで、詳しくお伝えしていきますね!
気になるあの娘とのデート!でもガッチガチに緊張!
緊張したことで失敗した例として、まずは僕の恥ずかしいデートの思い出を語らせてください。
当時僕は18歳。その子はバイト先で知り合いました。一目みて可愛いと思い、ずっと気になっていました。そうこうしている内に、いよいよバイト最終日。(短期間のアルバイト契約だったので、自分も彼女もその日で終わりでした)
心臓の鼓動が彼女に聞こえるのではないかと思うくらいドキドキしながらお茶に誘いました。この時点で彼女とは一切会話すらしたことの無い仲でしたw
なので今考えたらかなり無謀でしたが、お茶くらいなら。。ということで幸いOKをもらい、カフェに。自分から誘ったくせに、まさかのOKが来たため、そこでのテンパり具合といったら思い出したくもないうろたえっぷりでした。
話してみると彼女は21歳。3歳も上かよ!彼女は同い年くらいに見えたので、これで緊張感が更にアップしてしまったのです。若い頃の3コ差て結構大きいですよね?
カフェでもガチガチに緊張していたので何を話したのか細かくは覚えていません。
覚えているのは彼女の家は北海道にあって、いまだけ遊びで東京の友達の家にしばらく泊まっていること。そして北海道に帰る旅費をバイトで稼いでいた、と言ってきたことです。北海道?このチャンスを逃したら二度と会えないんだ!そう思った僕は勇気を振り絞って帰り際にデートに誘いました。
こ、後楽園に行かない?
ドモってました。声も震えてました。最悪にダサかったです。そんなダメ元での誘いでしたが、彼女は笑顔で行く!と答えてくれました。またしてもまさかの展開に嬉しすぎてその日どうやって家に帰ったか覚えてませんw
デート当日。後楽園ゆうえんちへ向かう電車での会話ももちろん緊張です。アトラクションに並んでいる時などほとんど会話にならず、彼女を退屈させてしまったと思います。
ランチで入ったお店でも緊張してまったく食欲が出ず、サラダだけを食べる、という「草食男子」を地で行くようなヤツでした。ちょっと意味が違いますが。
あっという間に陽が暮れて、帰ることに。18歳のウブな僕は、この後、彼女とどうする?こうする?などというプランは一切なく、普通にお互いの駅で降りて別れてしまったのでした。。。
実はこの彼女、今だからわかるのですがデート中に好意的なサインをいくつも僕に送り続けてくれていました。
1.僕の食べかけのサラダにフォークをのばしてきて、食べていい?と勝手に食べた。
2.出店で買ったカキ氷を食べる?と彼女のスプーンで僕に食べさせようとした(緊張してた僕はそれを拒否した)
3.お化け屋敷で僕の服を何度もつまんできて、身体を寄せてきた。
4.帰ろうとしたときに、寂しげな顔で、もう1回なにか乗りたい…と言った。
5.別れ際、名残惜しそうに彼女の北海道の連絡先のメモをくれた。
ハッキリとこちらに好意があったかはわかりませんし、単純に彼女が積極的なタイプだったのかもしれません。ただこれらの行動は少なくとも僕に対して嫌悪感は無いはずです。絶対にいくべきでした。これだけのサインが出されていたら
遊園地→食事→ホテル
のロードは完成していたんです。僕はその路を歩くだけでよかったのです。
当時の自分には往復ビンタを食らわしてやりたいくらいの情けなさですが、これもひとえに
緊張という魔物
がなせるわざとしか言いようがありません。それほどまでに緊張というものは肝心なことを見えなくさせてしまうのです。
恋愛での緊張は百害あって一利なし
あなたには若かりし頃の僕のようにチャンスを逃してほしくない。この記事で対策をしっかりとモノにして、初デートにのぞんでください!
なんという長く、そして恥ずかしい前置きでしょう…。
初デートでも緊張しないための3つのコツ
そんなにもデメリットばかりの緊張というヤツですが、ここからは具体的に初デートで緊張しないためのコツをお伝えしていきますね!
自然体で振る舞うこと
そもそも初デートでなぜ緊張してしまうのかという問題ですが、それには失敗したくない、という心理が働いて
・自分を良く見せよう
・カッコ悪い自分は見せたくない
と考え、実際そのように振る舞ってしまうことです。これの何がいけないかというと、そのように考えた時点で
・普段の自分ではない
・その違和感、ぎこちなさが彼女に伝わってしまう
からです。
しかもそのカッコ良さとはあくまでも自分の基準なのですから、それが彼女に刺さるとも限りません。それではあなたの本来の良さが隠れてしまいます。あくまでも自然体でのぞみましょう。

でも頭ではわかっていても、どうしても緊張してしまいそう…
そんなあなたには、更に具体的な対策方法を。
「実は緊張してて」と自分から言う
いっそのこと、あえて緊張してる自分を相手にさらけ出してしまいましょう。人間は、どうでも良い相手には緊張しないものです。ですから、彼女も緊張してることを告げられたところで決してイヤな思いにはならないはずです。
もっと言えば緊張しているのは女の子のほうも同じです。ついでに彼女の緊張もほぐしてあげましょう。
「今日はよろしくね!いまめちゃくちゃ緊張してるよ!緊張で一睡もせずあっという間に朝になってて。人生で一番楽しみな前日だったから。あ、一睡ていうのは大げさでした。ちょっとは寝ました!とりあえず無難にお茶でもいっときます?」
彼女に緊張の事実だけは伝わります。
失敗談を話す
以前してしまった失敗エピソードを話すのも有りです。過去にやらかしてしまった出来事をあくまでも明るく楽しい雰囲気で。けっして重く暗く話さないことがポイントです。
ネタとしては、学生なら学校、社会人なら仕事のことでも良いですし、恋愛そのものの失敗談でも良いですね。
他人の笑える失敗談はその場をなごませますし、彼女が楽しんで聞いてくれることで自然とこちらの緊張もほぐれてきます。
*ただ、女の子には男の過去の恋愛話を聞きたくないタイプもいることがあります。恋愛の失敗談を話すなら、そこを見極めてからにしましょう。
「嫌われてもいい」くらいの気持ちで
ある意味これがもっとも効果的かもしれません。彼女に嫌われたとしても、ほかに女性はいくらでもいる。嫌われたところで何の問題もない。そう腹をくくることで緊張をねじ伏せてしまうやり方です。実際、女性はいくらでもいるのですから、恐れることはないわけです。
その心持ちが余裕を生み、あなたの表情、しぐさ、細かなところから醸し出される雰囲気を作ります。
以前、バイト先で知り合ったおじさんの名言があります。そのおじさんは若い頃かなり遊んだらしく、次から次へとモノにした女性のエピソードをこと細かく、そして面白く僕に話してくれました。話しも面白いし、ルックスも若い頃はモテただろうな、という感じのそのおじさん曰く
女には好かれようと思わねーことだな
その後実際に自分が恋愛経験を重ねていくうち、この言葉が何度もよみがえり、確かになるほどと思うことも多く、至極名言と今も心に刻んでいる次第です。
慣れない高級店に行かない
男の心理としてあるのが
初デート=最初が肝心!
とばかりに気合を入れすぎて高級レストランなどを予約してしまうことです。
夜景を観ながら彼女とグラスを合わせて乾杯…。

今日はすごく楽しかったよ

うん、私も楽しかった
そんなプランを立ててしまう男性もいるかもしれません。
しかし、高級なお店というのは実はあまりお薦めできません。なぜかというと
1.高級店だと自分自身がその雰囲気にのまれてしまい、緊張感が更に増してしまう。
2.最初から高級店に行ってしまうと、女性からすると、そのお店が基準になってしまい
3.次回からのデートで平均的な店に行っただけでレベルを落としたと思われてしまう。
そんなわけで、初回デートで高級店を選ぶことのメリットはありません。なので最初は
・自分が普段から慣れ親しんだお店
・二人がリラックスして愉しめそうなお店
に行きましょう。
デートコースを下見しておく
次に考えられる対策として、デートコースの下見です。事前に現地に足を運んでおくことで、行ってみなければ分からなかったことが意外と多くあるものですし、初めて行くのと2回目では、まったく心持ちが違ってきます。
Googleのストリートビューを活用するだけでも違う

でもデートの日まではずっと仕事が立て込んでて下見に行く時間が…
そんなときは、Googleストリートビューを使ってみて下さい。現地に行かなくても画面上で景色を確認し、歩き回ってみることで、余裕を持って当日を迎えることができますよ!
深呼吸
身体的な対策として、深呼吸する、というのもあります。やり方を説明しておきますね。
深呼吸は吐いてから吸うのが正しい手順
深呼吸というと、まず吸って始めてしまいがちですが、正しい順番は、最初に吐くことです。そして吐ききってもう吐けない、というところまで息を吐けば、自然に大きく吸うことができます。
デート当日、時間より早めに待ち合わせ場所について5回ほどやるだけでも気持ちが落ち着きます。もちろん前日や、当日家を出る前にリラックスして深呼吸しておくことも良いですね。
意外なほど効果があるのでぜひ試してみてください。
まとめ:慣れるのが最善の道
デートも最初のうちは緊張するかもしれませんが、慣れてくれば会話そのものもテンプレ化できるくらい簡単なモノになってきます。要は場数です。慣れです。

それでも最初はやっぱり緊張してしまいそう…。
そんなときは
あ、いま俺緊張してる。震えてるくらいに。笑っちゃうなあ、ガチガチだよ、お前なにカッコつけてんだよ。いつもの自分さらけ出して嫌われてもいいくらいの気持ちでいけよ!
そんな風に自分を笑い飛ばして、初デートを楽しんできてください。
デート中の会話が不安で仕方ない、という方は、以下の記事を参考にして下さい。
失敗しない女性との会話が詳しく解説されてます。
成功例を頭につめておくと自信にもつながりますよ。